2020年9月1日
TPCマーケティングリサーチ株式会社

この程、TPCマーケティングリサーチ株式会社(本社=大阪市西区、代表取締役社長=川原喜治)は、クローン病の治療で医療機関を受診している20歳以上の男女188人を対象に、医療機関を受診するまでの症状や受診を決意した症状、活動期および寛解期における治療方法や薬物治療の実態・評価(満足度)、新しい治療薬(飲み薬、皮下注射薬、点滴静注薬)に対するニーズなどを探るためアンケート調査を実施、その結果を発表した。
【調査結果】

医療機関の受診頻度では、「2ヶ月に1回程度」が46.8%と半数近くを占めた。

  • 医療機関の受診頻度をみると、188人全体では、「2ヶ月に1回程度」が46.8%で最も多く、半数近くを占める。
  • 以下、「月1回程度」が28.2%、「3ヶ月に1回程度」が11.2%、「月2回程度」が9.0%、「週1回程度(以上)」が3.2%、「それ以下(3ヶ月に1回程度)以下」が1.6%で続く。医療機関に“月2回以上”受診している人は1割強(12.2%)、“月1回以上”受診している人は4割(40.4%)であった。
  • “月2回以上”医療機関を受診している人の割合をみると、男女別では男性が11.8%、女性が13.5%となり、いずれも1割程度。同じく年代別では、20代・30代が17.0%、40代が11.5%、50代が9.1%、60代が13.0%となり、20代・30代で最も高い。

現在もしくは直近の活動期で行っている治療方法では、
「薬物療法」が全体の91.0%にのぼった。

  • 現在もしくは直近の活動期で行っている治療方法についてみると、「薬物療法」が全体の91.0%にあたる171人となった。以下、「栄養療法」が59.6%(112人)、「外科手術」が39.9%(75人)、「血球成分除去療法(顆粒球吸着療法)」が9.6%(18人)となっている。
  • このうち、「血球成分除去療法(顆粒球吸着療法)」を行っている人の割合を年代別にみると、20代・30代が14.9%、40代が11.5%、50代が4.5%、60代が8.7%となり、“40代以下”で1割を超えている。

現在もしくは直近の寛解期における治療方法では、「薬物療法」が94.4%にのぼった。

  • 現在もしくは直近の寛解期の治療方法では、「薬物療法」が94.4%にあたる169人で最も多い。
  • 以下、「栄養療法」が39.1%(70人)、「血球成分除去療法(顆粒球吸着療法)」が5.0%(9人)、「外科手術」が2.2%(4人)となっている。
  • このうち、年代別に「栄養療法」を行っている人の割合をみると、“50代以下”では4~5割程度となったのに対し、60代以上では4.3%とわずかであった。
【調査要覧】
<調査対象>
クローン病の治療で医療機関を受診・服薬している20歳以上の男女

<サンプル数>
188

<調査方法>
WEBによるアンケート調査

<調査エリア>
全国

<調査期間>
2020年7月

<資料名>
「患者調査シリーズNo.75 クローン病の患者調査」
―活動期・寛解期の治療実態と満足度、新薬の受容性とニーズを探る―
http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/pr310200115
発刊日:2020年8月27日   頒価:540,000円(税抜)

【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
所在地:大阪府大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよび調査レポートの出版
コーポレートサイト:http://www.tpc-cop.co.jp/
オンラインショップ「TPCビブリオテック」:http://www.tpc-osaka.com/
ISO27001認証書番号:IS598110

【本件に関するお問い合わせ】
フリーダイヤル:0120-30-6531

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