関節リウマチのドクター調査について調査結果を発表

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2020年4月6日
TPCマーケティングリサーチ株式会社

この程、TPCマーケティングリサーチ株式会社(本社=大阪市西区、代表取締役社長=川原喜治)は、成人の関節リウマチ患者の治療状況や寛解導入時における薬剤の処方実態等を探るため、関節リウマチ患者を50人以上担当しているリウマチ専門医30名を対象にインタビューを実施、その結果を発表した。
【調査結果】

Steinbrocker分類による担当患者の病期・進行度別割合は、
大学病院では「StageⅡ(中等期)」、その他病院では「StageⅠ(初期)」が最も多かった。

  • Steinbrocker分類による担当患者の病期・進行度別割合をみると、9,668人全体では、「StageⅠ(初期)」が31.8%にあたる3,072人で最も多かった。以下、「StageⅡ(中等期)」が29.2%の2,822人、「StageⅢ(高度進行期)」が21.3%の2,058人、「StageⅣ(末期)」が17.7%の1,716人と続いている。
  • 所属施設別にみると、大学病院では「StageⅡ(中等期)」が30.1%(972人)で最も多く、次いで「StageⅠ(初期)」が26.4%(854人)、「StageⅢ(高度進行期)」が24.3%(787人)、「StageⅣ(末期)」が19.1%(619人)と続く。
  • 一方、その他病院では「StageⅠ(初期)」が34.5%(2,218人)で最も多い。以下、「StageⅡ(中等期)」が28.7%(1,850人)、「StageⅢ(高度進行期)」が19.8%(1,272人)、「StageⅣ(末期)」が17.0%(1,098人)となっている。

担当患者の疾患活動性別割合では、全体の44.0%が「寛解」にあたることがわかった。
所属施設別にみると、大学病院の方が“未寛解”の患者割合が高かった。

  • 担当患者の疾患活動性別割合をみると、9,668人全体では「寛解」が44.0%にあたる4,250人で最も多い。次いで、「低疾患活動性」が32.0%の3,090人、「中疾患活動性」が16.2%の1,569人、「高疾患活動性」が7.8%の759人で続いている。なお、上記は当レポートで調査した疾患活動性の評価基準を用いて尋ねたもの。
  • 所属施設別にみると、大学病院は「低疾患活動性」が38.6%(1,247人)で最も多い。以下、「寛解」が35.9%(1,159人)、「中疾患活動性」が17.3%(559人)、「高疾患活動性」が8.2%(266人)であった。
  • 一方、その他病院は「寛解」が48.0%(3,091人)で最も多かった。次いで、「低疾患活動性」が28.6%(1,843人)、「中疾患活動性」が15.7%(1,011人)、「高疾患活動性」が7.7%(493人)と続いている。
  • すなわち、大学病院の方が“未寛解”の患者割合が高い。

生物学的製剤とJAK阻害剤の選択状況をみると、「生物学的製剤が圧倒的に多い」とした
ドクターが30名中18名で最も多い。

  • 関節リウマチの治療において、生物学的製剤とJAK阻害剤の両剤が使用可能な患者がいる場合、どちらを選択することが多いかを5段階(「生物学的製剤が圧倒的に多い」~「JAK阻害剤が圧倒的に多い」)で尋ねた結果、30名全体では「生物学的製剤が圧倒的に多い」と回答したドクターが、60.0%にあたる18名で最も多い。次いで「生物学的製剤が多い」が33.3%の10名で続き、“生物学的製剤が(圧倒的に)多い”と回答したドクターが9割以上(28名)を占めた。以下、「両剤とも同程度」および「JAK阻害剤が多い」が3.3%の1名、「JAK阻害剤が圧倒的に多い」と回答したドクターはいなかった。
  • 所属施設別にみると、“生物学的製剤が(圧倒的に)多い”と回答したのは、大学病院で90.9%(11名中10名)、その他病院で94.7%(19名中18名)となり、いずれも9割以上のドクターが挙げている。
【調査要覧】
<調査対象>
成人の関節リウマチ患者を50人以上担当している日本リウマチ学会専門医 30名
(関節リウマチ患者に生物学的製剤を10人以上、JAK阻害剤を1人以上処方している)

<調査ポイント>
・生物学的製剤・JAK阻害剤の選択状況
・生物学的製剤の第1選択薬としての処方経験
・生物学的製剤の処方切り替え状況
・JAK阻害剤のブランドを使い分ける基準
・寛解導入時における薬剤の処方実態(MTX/生物学的製剤/JAK阻害剤)
・治療薬の満足度

<調査方法>
面談インタビュー調査

<調査期間>
2020年2~3月

<資料名>
「ドクター調査シリーズNo.45 関節リウマチのドクター調査」
―生物学的製剤、JAK阻害剤の処方状況と寛解導入/維持における処方実態を探る―
http://www.tpc-osaka.com/fs/bibliotheque/dr310200086
発刊日:2020年3月30日   頒価:880,000円(税抜)

【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
所在地:大阪府大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよび調査レポートの出版
コーポレートサイト:http://www.tpc-cop.co.jp/
オンラインショップ「TPCビブリオテック」:http://www.tpc-osaka.com/
ISO27001認証書番号:IS598110

【本件に関するお問い合わせ】
フリーダイヤル:0120-30-6531

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